近江の森からのレポート

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最近は、本業以外に こんな活動をしています。

びわ湖の森の健康診断

先日は これとは少し違う活動なのですが 樹の成長量を測って
一年間に二酸化炭素をどれだけ吸収したかというのを算出するために 永源寺に行ってきました。

奥の方が 今 滋賀県で問題になっている 造林公社の山だそうです。

きれいな山です  色々 問題はありますが 私たち 滋賀県民にとっては 本当は 大切な資源なのです。

心が 痛みますね。こんなに 立派に育っているのに
日本人が 日本の樹を使わなくなって 「お荷物」のように
扱われているなんて。

海外( 特に熱帯雨林)では、樹を伐ること そして
その後 育てないことが 環境によくないのですが
日本では 樹を使わない( 伐らない)ことが
環境を悪くしてるなんて ほんと もったいなくて
ばちあたりなことをしているなぁと
山を見ると ヒシッと 思ってしまいます。

杉やひのきも 昔から人が利用していた森林の広葉樹も 世代交代しないと・・・。
ちょうど 春に間伐されていたところで
実生( 樹のあかちゃん)を 見つけました

太陽が 森林の中に差し込むと とたんに 芽が出でくるのですね。植物に 詳しい方に聞きました。
未来の子供たちに元気で豊な森と 命や生活を守る「住まい」を
つくるための資源としての森林。

自然と共存することの大切さを 森林に入るといつも学びます。