近江の森とびわ湖と雪

2008/1/7

あけまして、おめでとうございます。

お正月は、久しぶりの雪でしたねぇ。
雪が降ると ゾォーっとしていたのですが 山に積もった雪が
私たちの生活や環境にどんなに大切だったかを
昨年、3つ 知りました。

1.田んぼや飲み水
多賀の大滝山林組合の組合長は、毎年 春先になると
山の雪の量を見に行かれと聞きました。
雨は、ざーっと流れてしまいますが雪は少しづつ溶け出すので
春の田植えや私たちの生活水の量に影響するんですね。
雪があると「今年も 水は大丈夫だ」と安心されるそうです。
山の方が、そんな思いで川下の水を心配して頂いているのに
私たちは あまりに森林に対して無関心だったと反省しました。

2.びわ湖の水
雪解けの冷たい水が びわ湖にそそぎ込まないと
湖内の上下で水が循環せずに 湖底に酸素が行かず
生態系が変わったり、汚れたりしてしまうそうです。

3.鹿の増加
鹿やサルなどが 里山に降りてきて被害を出すのは
杉を植えすぎて、ドングリのなる木が少なくなり 食料が
ないからだと言われたりしますが、実は 雪がたくさん
降っていた頃は、半分近くが生き延びられなかったのに
温暖化で過ごしやすくなり、自然淘汰される事なく増え
おまけに、出産回数も多そうだというのです。

その鹿が、樹の樹皮をめくり 樹液を吸っています。
そうすると、その樹は枯れていきます。
これは、台風などに弱い森林になって 川下にも
影響が出るのですねぇ。
森林の鹿の害の対策費用も大変だそうです。

そんな訳で 今年は、雪が降り始めて うれしくなりました。

上の写真は昨年建築させて頂いた「 ibuki の家」です。
雪の大切さを知ると この写真の風景も 違って見えました。

地球の温暖化という 重い問題はどこから手をつけて
いいのか 途方にくれがちですが
私たちの身近な環境を持ってくれている森林や山の方に
少しでも、森林の手入れをして頂ける資金が還元できればと
願っています。

同じ 「木」を使うなら Co2を大量に排出して運ばれてくる
輸入材より 近くの「近江の森の木」を使う。
地球環境にも 身近な森林環境にも優しい「樹業」で
ありたいと思っています。

後は、サイフに優しいかどうかなんですが(笑)
昔と違って 今は 国産材も安いので ご安心を。
滋賀県には、柱100本プレゼントもありますよぉ。